腎臓病の個別料理教室【お節料理②】

2014年 9月 7日
テーマ:過去の教室一覧

管理栄養士の菜々子です。

前回のブログでは、私が経験した個別料理教室の、前編をお話しました。
ある奥様が、「腎臓病の夫も食べられるお節料理を作りたい」というご依頼です。

前回→腎臓病の個別料理教室【お節料理①】

今回は実際に料理教室を行った様子をご紹介します。

まず料理に取りかかる前に、腎臓病食の復習でプチ講座から。
とても真面目で熱心な奥様で、ご自身である程度お勉強されていたため、確認という感じでした。

そして、今回作る5品はこちら‼︎

・伊達巻
・昆布巻
・筑前煮
・たたき牛蒡
・なます

この5品を見て気づきますか?
タンパク質食品が入るのは、伊達巻の1品だけにしますよ。
(昆布巻と筑前煮は、野菜のみにします)

では、1品ずつ見ていきましょう。

【伊達巻】
材料:卵、白はんぺん、白醤油
ポイント:唯一のタンパク質メニュー
食べる量:2切れ/回まで。

 

【昆布巻き】
材料:昆布、人参、かんぴょう、醤油、砂糖
ポイント:どれもカリウムを減らすために、茹でこぼしをする。
減塩のため、醤油の味付けは最後にする。
食べる量:2個/回まで。

 

【筑前煮】
材料:レンコン、人参、こんにゃく、しいたけ、里芋、醤油、砂糖、出汁
ポイント:どれもカリウムを減らすために、茹でこぼしをする。
減塩のため、醤油の味付けは最後にする。
食べる量:1つずつ/回まで。

 

【たたき牛蒡】
材料:牛蒡、ごま、醤油、砂糖
ポイント:カリウムを減らすために、茹でこぼしをする。
食べる量:5個/回まで。

 

【なます】
材料:人参、大根、酢、砂糖
ポイント:野菜は茹でこぼし
塩分ゼロのメニュー。熱いうちに甘酢に漬ける。
食べる量:小鉢1杯/回まで。

お節料理は、タンパク質、カリウム、塩分が多いのが特徴です。
これら上記のポイントを押さえていれば、大丈夫。


食べる量は、写真の量が目安です。

これをおかずにして、ご飯はいつも通り食べてくださいね。
見てわかるように、量は少ないです。
でも、手作りすれば、家族と一緒に食べられます‼︎

この続きは次回へ。
腎臓病の個別料理教室【お節料理③】

関連記事
腎臓病の個別料理教室【お節料理①】
 

 
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コメント

  1. TABOU より:

    SECRET: 0
    PASS:
    正月は腎臓病患者にとっては試練の時の1つです。
    誘惑が多いし、おせち以外でもごちそうが沢山ありますし・・・・・
    今回のように具体的な料理のご紹介とご説明がありますと大変ありがたいです。
    参考にさせていただきますね

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >TABOUさん
    コメントありがとうございます。
    そう、誘惑がね…
    アレンジの知識があれば、その誘惑と上手くお付き合いできて、制限ではなく楽しめるようになりますよ。
    身近な料理のことも、ちょっとずつ書いていきます。

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